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学園生活
平成31年度 入学式を挙行しました。
4月9日(火)、野田市文化会館にて入学式を挙行しました。
137名の新入生が、在校生に見守られる中、希望を胸に入学しました。
新入生代表として、1年C組の坂田さんが「新入生誓いの言葉」を述べ、
在校生代表として、3年A組の仁科さんが「在校生歓迎の言葉」を述べました。
新入生の皆様、保護者の皆さまご入学おめでとうございます。
校長式辞
春のおとずれとともに、草木が一斉に芽吹き始め、人の心も弾むような季節になりました。
本日は、時節柄ご多忙の中、ご来賓の皆様にご臨席賜り、このように盛大に入学式を挙行できますことを心より御礼申し上げます。
本日ここに夢と希望に胸ふくらませ、新たな道への門をくぐった137名の新入生の皆さん、
またこの日を心待ちにされてこられた保護者の皆様、ご入学おめでとうございます。
さて、新入生の皆さんは、義務教育を終え本日より、野田鎌田学園高等専修学校の生徒となります。
本校は、職業人の養成、すなわちプロの卵を育てる学校です。卒業後は、進学する生徒もいますが、大半は社会人の道へ進みます。
したがって、これからの3年間で学園生活を謳歌していただくことはもとより、
自らの人生を歩んでゆくための基礎をしっかり身に付け、豊かな人間性を育んでいただきたいと思います。
そこで私から皆さんに、お伝えしたいことを3つほど述べたいと思います。
まずは、「素直」であってください。これが一番大切な資質でありすべての基礎だと思います。
素直な姿勢がなければ人は成長できません。
せっかくよいアドバイスを受けても素直に受入れ、行動しなければ何も進歩しません。
だからこそ、素直であるということが何よりも重要なことなのです。
次に、「自分で考えて行動する」ということです。これは常日頃から自立心をもって、
自分で考え、自分の責任と意志で行動する、その中で築かれる能力です。将来を見据え、自分の頭で考え、
それを必ず行動に移すクセづけを行ってください。どんなに素晴らしいアイデアも具体的に行動に繋げなければ何も生まれません。
行動が伴ってこそ物事は成就するものなのです。
三番目に、「明るく、元気に、爽やか」でいるように努めようということです。
どんなときでも、明るく、元気に、爽やかに、人の心を開く万国共通のカギは、笑顔です。
この笑顔に感謝が加わるとよい人間関係が築け、コミュニケーションの力を向上させます。
この世の中は人間関係で成り立っていますので、積極的に人と交わり、明るく、元気に、爽やかに、感謝の心を胸に、これから始まる学園生活を楽しんでいきましょう。
ここで本校の特長を少しだけお伝えしておきます。体験入学のときにもお話ししたように、
本校は伝統的に卒業生の来校が多い学校です。彼らは異口同音に、本校での3年間を懐かしみ、いかに有意義であったかを語ってくれます。
それも一つには生徒と教員の程よい距離感の成せる賜物かもしれません。
また、様々な大会やボランティア活動などへ積極的にチャレンジする風土があります。
恒例のスイーツ甲子園はじめ毎日パソコン入力コンクール、その他の競技会や各種資格など目標のある生徒達は積極的にチャレンジします。
更に、子ども食堂はじめ数々のボランティア活動ではたくさんの「ありがとう」をいただいています。
新入生の皆さんも、先輩の姿を見て、自分の夢を何度も繰り返し確認してください。
そして、その実現に向けてのステップとして、この3年間でいろんなことにチャレンジしてみてください。
最後になりましたが、保護者の皆様に改めて心からお祝い申し上げます。お子様はこれから自立の道、自分の歩む道を模索し始めます。
ここにいる全ての生徒達が、将来を担う貴重な人財です。
したがいまして、私ども教職員一同、一致団結して愛情を込めて育てる決意で臨みますので、保護者の皆様も是非ともお子様の育成に関わってください。
どうかご理解、ご協力のほどお願い申し上げます。
新入生の皆さんが、創立80周年を迎え、そしてまた、令和元年となる記念すべき年より、本校で、心豊かに、充実した学園生活を送れるよう願いまして、式辞といたします。
平成31年4月9日
学校法人野田鎌田学園
野田鎌田学園高等専修学校
校長 堀 糧成