2023.06.07.

学園生活

令和5年度 テーブルマナー

 令和5年6月7日(水)1・2・3学年それぞれの場所でテーブルマナー学習を行いました。
 各学年でのレポートを致します。

 第1学年は港区芝公園内にある「ザ・プリンスパークタワー東京 中国料理 陽明殿」で中国料理のテーブルマナー研修を行いました。前日から「どのような料理がでるのか?」「中国料理のマナーってなんだろう?」など楽しみにしている生徒もたくさんいました。
 当日は実行委員会が中心となり、ホテルまでの誘導や受付、司会進行も担当して、どの実行委員もしっかりと役割を努めていました。研修中は陽明殿の講師の方から、中国料理の歴史から、食事のマナー、レンゲの使い方などを教えていただきました。大皿から取り分ける時はスプーンとフォークを使用しましたが、どのテーブルも苦戦しながらもなんとか取り分けることができました。
 ほとんどの生徒がはじめてのテーブルマナー研修で、緊張した表情が目立っていました。将来、多くの生徒が食に携わることになると思います。今回の経験を生かせるようにしましょう!

 第2学年は「ホテル椿山荘東京」での和食の作法を学びました。講師の先生からホテル椿山荘東京の歴史的背景を伺い、初代内閣総理大臣 伊藤博文と共に明治時代初期に活躍した元内閣総理大臣山縣有朋がこの土地にお住いだったとのこと!!歴史を感じます。
 会席料理をいただきながら、料理の順番や意味、箸作法や食器の扱い方などを教えていただき、美しい食器に目を奪われながら、いつの日か訪れるであろう正式な場でお食事する時のために、皆、真剣です。箸の上げ下げなどの箸作法は、日常の食事でさっそく実践できそうですね。
「食事のマナーは、相手に不快な思いをさせないためのもの。気持ちよくその時間を過ごすためにも身につけたいもの」という講師の先生の言葉がとても印象的でした。
 ホテル椿山荘東京といえば、ドラマの撮影にも頻繁に使われていて、さながら森のような日本庭園と水墨画の中にいるような雲海が有名です。食後は皆でその雰囲気に浸りました。
 世界に誇る和食文化とおもてなしの精神を学び、社会人として、食に携わる者としてひとりひとりが継承者となっていってくれることと願っています。

 第3学年はホテル雅叙園東京で西洋料理のテーブルマナーを学んできました。ホテル雅叙園はとても豪華で、ホテル内を散策するだけでも感激してしまうほど美しい装飾が施されておりました。庭には美しい滝が流れており、池には錦鯉が泳いでおります。生徒たちは、そんな豪華な雰囲気の中で緊張しながらテーブルマナーに臨みました。
 緊張の趣で始まったテーブルマナーでしたが、講師の先生の楽しくそして分かりやすい説明で生徒たちも緊張がほぐれ、和やかな雰囲気でテーブルマナーを学ぶことができました。
 そして、「食事のマナーは、相手に不快な思いをさせない、相手を思いやる心が大切」ということを学びました。食事のマナーから心遣いまで教わり、貴重な体験をすることができました。そして、美味しく美しい料理をいただくことができ生徒も大満足でした。