2024.06.11.

イベント

令和6年度テーブルマナー

 令和6年6月11日(火)
1・2・3学年それぞれの場所でテーブルマナー学習を行いました。
各学年でのレポートを致します。

 第1学年は千代田区飯田橋にある「ホテルメトロポリタン エドモント 万里」で中国料理のテーブルマナー研修を行いました。
 前日から「どのような料理がでるのか?」「中国料理のマナーってなんだろう?」など楽しみにしている生徒もたくさんいました。
当日は実行委員会が中心となり、
ホテルまでの誘導や受付、司会進行も担当して、どの実行委員もしっかりと役割を努めていました。
研修中講師の方から、中国料理の歴史から、食事のマナー、レンゲの使い方などを教えていただきました。
大皿から取り分ける時はスプーンとフォークを使用しましたが、どのテーブルも苦戦しながらもなんとか取り分けることができました。
 ほとんどの生徒がはじめてのテーブルマナー研修で、
緊張した表情が目立っていました。
将来、多くの生徒が食に携わることになると思います。今回の経験を生かせるようにしましょう!

 第2学年は「ホテル椿山荘東京」での和食の作法を学びました。
講師の先生からホテル椿山荘東京の歴史的背景を伺い、
初代内閣総理大臣 伊藤博文と共に明治時代初期に活躍した元内閣総理大臣山縣有朋がこの土地にお住いだったとのこと!!歴史を感じます。
スライドショーを見ながら、
日本料理の歴史から実際の食べ方などホテルの従業員方の実技演技もありながら苦戦している生徒もたくさんいました。
名物の「米茄子の鴫炊き」はどの生徒からも、「美味しかった」などの言葉もありました。
「食事のマナーは、相手に不快な思いをさせないためのもの。
気持ちよくその時間を過ごすためにも身につけたいもの」という講師の先生の言葉がとても印象的でした。
 ホテル椿山荘東京といえば、
ドラマの撮影にも頻繁に使われていて、さながら森のような日本庭園と水墨画の中にいるような雲海が有名です。
食後は皆でその雰囲気に浸りました。
世界に誇る和食文化とおもてなしの精神を学び、社会人として、
食に携わる者としてひとりひとりが継承者となっていってくれることと願っています。
今回のテーブルマナーやホテルの従業員の方の配膳など、多くの事を学ぶことができました。

 第3学年はホテル雅叙園東京で西洋料理のテーブルマナーを学んできました。
ホテル雅叙園は元々結婚式場から始まった施設であり、
ホテル内を会場まで歩くだけでも驚くほど美しい装飾が目を楽しませてくれました。
それだけではなく、ガラス張りで中からでも見える庭には美しい滝が流れ、
ホテルの中に流れる川には錦鯉が泳いでいました。
 コース料理をいただきながら講師の先生の楽しく、
そして分かりやすい説明で西洋のテーブルマナーの歴史、
二つのマナーに分かれたこと、
様々なことを教わりました。
 しかしまず大事なのは「食事のマナーは、相手に不快な思いをさせない、
相手を思いやる心が大切」ということを学びました。