2024.08.23.

イベント

令和6年度 全国高等専修学校体育大会出場

 7月22日(月)~24日(水)の日程で、
山梨県富士吉田市の富士北麓公園で全国高等専修学校体育大会が開催されました。
本校からは、卓球部、野球部、陸上部、フットサル部、バドミントン部が参加し、
真夏の太陽の下、勝利へ向けて青春の汗と涙を流してきました。

<卓球>
卓球は個人戦で、1年生1名2年生が1名参加しました。
事前の練習ではとても真剣なまなざしで打ち込んでいました。
1年生は第1試合、緊張もあったのか、1セット目11対12で惜しくも先取され、
2セット目は1セット目の負けを引きずったのか7対11で負けてしましました。
「来年は、1回戦は必ず突破する!」と意気込んでいました。
2年生は、1回戦は不戦勝、2回戦、3回戦と順調に勝ち進みましたが、
準決勝昨年の相手に惜しくも敗退してしまいました。
「来年はラストイヤーなので、必ずリベンジしたい!」と宣言していました。

<野球>
7/22(月) VS武蔵野東高等専修学校 10―0 勝
試合前には数名の選手が緊張している様子でしたが、試合が始まると普段と同じような雰囲気で元気よくプレーしていました。
初回から野田杉野球部のリズムで攻撃することができ、ランニングホームランも飛び出すなど打線が爆発、守備はミスしながらも相手に点数を与えない守りで無失点で勝利することができました。
明日は決勝戦、宿舎に戻ってすぐに練習して決勝に備えました。
7/23(火) VS生蘭高等専修学校 1―10 負
初優勝を目指した決勝戦でしたが、相手校のリズムで試合が進み守備のミスが目立つ結果となりました。打線も相手校の継投の前に最後まで打ちあぐねてしまい得点は1点のみ。最後まで諦めずに戦いましたが、力及ばず・・・
優勝を目指して、大会に臨みましたが結果は惜しくも【準優勝】となりましたが、部員10名一丸となって戦いました。
相手校の監督さんからも、「元気があって良いチームですね」とお褒めの言葉を頂きました。
来年は優勝できるようにこれからの練習に励みます!

<陸上競技>
今大会は、挑戦と有言実行の伝説になる新記録でした。
1500mに出場した2年生のスタートは、3番手ぐらいで良い位置で走れていました。
抜かれても抜き返し粘り強く走っていましたが、後半失速で5分台となりました。
下向き続けることなく、来年に向けて必要なことを考え、
「次回は優勝できるよう走りこむ」と気持ちを引き締めていました。
100mは、3人の1年生が出場し、
全員が高校自己ベスト更新!する快挙を達成!!さらに2人は予選突破し、決勝も走ることができました。
砲丸投げは、練習で砲丸を投げる場所が近隣になく、
高校生になって今大会が初めて投げることになりました。
そんな逆風にもめげることなく、筋トレにフォームの練習などをコツコツと取り組み、大会初出場で、上位に入ることができました。
走り幅跳びに出場した選手は、1年生,2年生と2連覇をしており、
「今年は大会新で優勝する」と気合十分に臨んだ試合でした。
最後の跳躍を迎えることなく、
6m26の大会新!2位の選手と1m近くの差をつけるぶっちぎりの優勝!!専修学校の大会に永遠と残る伝説となりました。
最後の種目4×100mRは、1年生3人,2年生1人による初挑戦の種目となりました。
バトン練習を始めたのが1ヶ月前と練習不足でしたが、
チームワークと工夫で、乗り越え3位!「あと10mあれば2位も取れた」とまだまだ伸びしろ十分。来年は優勝が期待できる結果となりました。

<フットサル>
今大会は直前に強化合宿も行い万全の態勢で全国大会に臨みました。
本校はA・Bの2つに分かれた予選リーグのA組に入り、4試合を戦いました。
予選リーグ第1試合 VS大竹高等専修学校 1-1 引き分け 
予選リーグ第2試合 VS中央高等学園専修学校 0-3 負け
予選リーグ第3試合 VS野田鎌田学園高等専修学校 1-0 勝ち
予選リーグ第4試合 VS東朋高等専修学校 4-0 勝ち
予選リーグでは2勝1分1敗の勝ち点7でA組2位となり、決勝トーナメントに進出しました。
決勝トーナメント初戦は日本芸術高等学園と対戦。
昨年、決勝トーナメント初戦で敗れているため「昨年のリベンジだ!」と気合を入れてゲームに臨みました。
ゲームは立ち上がりから終始押し気味に進めていましたが、
終盤に唯一打たれた1本のシュートを決められてしまいよもやの敗退。
昨年のリベンジを果たすことはできませんでした。
とても悔しい結果となりましたが、そんな中でも全選手を出場させることができたこと、
さらに、直前の合宿やこの全国大会を通して「ただのメンバー」が本当の意味で「チーム」になれたことが嬉しかったです。
基礎から見つめ直し来年こそはリベンジしたいと思います。

<駅伝>
今大会は駅伝初出場でした。
一年生、二年生、三年生でのアップの段階で体力を消耗してしまい本番であまり走る事が出来ませんでしたが、
一年生も二年生も三年生も最後まであきらめずに走りました。
来年は優勝を目指して練習をして行きます。

<バドミントン>
男子56名 女子28名が出場する今大会、
野田杉からは 男子9名、女子2名 計11名で 個人戦、男子団体戦に臨みました。
ほとんどの生徒が1回戦で敗退してしまった昨年の悔しさをバネに、
1年間、実践をイメージした練習を行い、部活動日以外にも積極的に自主練を重ねて頑張ってきました。
大会が近づいてくると、卒業生が追い込み練習に参加してくれるなどのサポートもとてもありがたかったです。
結果は、2回戦・3回戦へ進む生徒がほとんどで、昨年と比較しても格段に強くなりました。
負けた悔しさを顕わにする生徒たちの姿は、悔しさから何かを得てくれたと確信しました。
また、大会の試合運営(準備、審判、後片付け等)は選手も積極的に参加して進める大会でもあります。
野田杉バドミントン部の生徒たちは、
自分たちの順番でなくても積極的に動いたので、運営の先生や他校の先生たちから温かい労いのお言葉もいただきました。
部活動を通して自主性や協調性、積極性が高まってきていることを嬉しく思います。
応援ありがとうございました。これからも頑張ります!!
余談・・・ 2泊3日の今大会。2、3日目の朝は5時集合で朝練をしました。
誰一人遅刻することなく、ウォーキング・ランニング・ラリー・フットワーク、そしてラジオ体操!
富士山をバックのトレーニングは爽やかでとても気持ちよかったです。

 各部活、今大会を通して満足感や悔しい思い、
さまざまな経験を得ることができたと思います。
「悔しい思いや反省は、それを生かさないと反省したことにはならない」と、
あるオリンピック選手が語っていたのを思い出しました。
野田杉 Nice Fight!!来年が今から楽しみです。