2023.08.01.

賞・大会出場

令和5年度 全国高等専修学校体育大会出場

 7月24日~26日の日程で、山梨県富士吉田市の富士北麓公園で全国高等専修学校体育大会が開催されました。本校からは、野球部、フットサル部、バドミントン部、陸上部、卓球部の総勢40名が参加し、真夏の太陽の下、勝利へ向けて青春の汗と涙を流してきました。

<陸上部>
 富士北麓公園陸上競技場で、3人の生徒が大会に参加しました。
初めて出場する生徒が、「空気が薄い!」とビックリしていました。
そこで前日24日は、環境に慣れるべく、競技場周りのジョギングなどを入念に行いました。
そして、迎えた本番25日。
初出場と2連覇の懸かる大会で結果は…
 〇走り幅跳びは、2連覇(6m20㎝)で、大会新まであと3㎝。「来年は3連覇の大会新
をとる」と希望に満ち溢れていました。
 〇1500mは、ワンツーは逃したものの初出場で、1位と3位で共に表彰台に立つ快挙‼
「秋大会は、1位2位を獲るよう練習する」と決意をしました。

<卓球部>
 富士北麓公園体育館サブアリーナで、1人の生徒が大会に参加してきました。
前日24日は、体育館でフリーの練習日。
初めて会った町田調理の生徒と一緒に、
1時間半に及ぶ練習を経て意気投合し、新たな仲間が生まれました。
翌日の本番25日も個人戦で競い合いました。
そして、3勝して臨んだ準決勝では、
1,2ゲーム共にデュースまで持ち込むも、
決定打が出ず惜しくも敗れました。
結果は、初出場ながらも堂々の3位でした。
「勝ちパターンがないのが負けた原因」と話し、
練習をして次回はもっと高みを目指すと燃えていた。

<野球部>
 野球部は富士北麓公園内の野球場で試合しました。
1回戦 VS武蔵野東高等専修学校 10―3 勝
※序盤は点の取り合いとなりましたが、中盤以降は杉並野球部の流れとなり、
 打線が繋がり大量得点を取ることができました。
準決勝 VS大和商業高等専修学校 2―12 負
※3連覇中の相手に対して、何とか勝利を目指しましたが・・・
 力負けの結果となりました。
 本格的にスタートして約3カ月、限られた時間や場所の中で練習を行い、初心者もいる中で
勝利を収めることができました。勝利した時はスタンドも含めて、全員でガッツポーズ!
惜しくも準決勝で敗退となりましたが、この悔しさをバネに来年の大会に向けて、練習を頑張りましょう。

<バドミントン部>
 バドミントン部の試合は、
河口湖町民体育館で2日にわたり個人戦と団体戦が行われました。
結果は2回戦へ3名が進み、
3回戦へ1名が進みました。
団体戦では、接戦むなしく惜しくも敗退してしまいましたが、
野田杉のチームメイトが戦う際はコート際へ行き、
声がかれるほど応援し、
会場の設営や審判の役割も大会運営が滞らないようスムーズにこなすことができ、
バドミントン選手としてのマナーやスピリッツは勝者に引けをとらない清々しい姿でした。
応援ありがとうございました。
生徒たちは皆、もう練習したくてたまらなくなっています!!

<フットサル部>
 晴天の下、富士山の麓、富士北麓公園球技場で行われた全国高等専修学校体育大会に出場してきました。
うだる様な暑さに負けないよう食事もしっかり摂り冷静に試合に臨みました。
出場チームを2グループに分けAグループに入った野田杉FCは、
5チーム総当たりで行われた予選リーグで1勝1敗2分けの勝ち点5を獲得し見事予選を突破!
Aグループ2位で決勝トーナメントに進出しました。
気合十分で臨んだ決勝トーナメント初戦は一進一退の白熱したゲームとなりました。
惜しいシュートを放つなどリズムが出てきた前半終了間際、
ゴール前のハンドによりPKを取られ先制点を奪われます。
それでも後半自分たちのフットサルが出てきて追いつくチャンスもありましたが、
PKによる失点が最後まで響き0-1での敗退となりました。
とても悔しい敗戦となりましたが、
結成3か月でここまでやれたことは自信にもなりました。
この悔しさを晴らせるように来年に向けて練習を重ねたいと思います。

 今年は、
野田鎌田学園姉妹校三校が同じ宿に宿泊することができました。
直接交流する時間は持てませんでしたが、
すれ違うたびに挨拶を交したり、食事会場での振る舞いなど、
互いに存在を意識することで生徒たちがぐんと大人びてきているようにも感じられました。
同朋の縁がスポーツの場で広がるのも良いことですね。
各部活、今大会を通して満足感や悔しい思い、
さまざまな経験を得ることができたと思います。
「悔しい思いや反省は、それを生かさないと反省したことにはならない」と、
あるオリンピック選手が語っていたのを思い出しました。
野田杉 Nice Fight!!来年が今から楽しみです。